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コレクション

知里幸恵ノート

 『知里幸恵ノート』は、知里幸恵(明治36年(1903年)~大正11年(1922年))が、アイヌ語を母語とする祖母や伯母から聞き覚えたアイヌ民族に伝わるユーカラ(英雄叙事詩)などの口承文芸作品を、ローマ字で綴ったものです。

 大正12年(1923年)に郷土研究社から出版された『アイヌ神謡集』のもととなったノートで、平成22年3月に北海道指定有形文化財に指定されました。

 『知里幸恵ノート』に綴られた伝承作品のうち、13話のカムイユーカラが『アイヌ神謡集』に収められています。

 『アイヌ神謡集』は、昭和45年(1970年)に弘南堂書店から、昭和53年(1978年)に岩波書店から出版されています。また、全文をインターネットの電子図書館「青空文庫」で読むことができ、現在まで読み継がれています。