タイトル
蝦夷国全図
タイトル（ヨミ）
エゾコク ゼンズ
書名・資料名
蝦夷国全図
書名・資料名（ヨミ）
エゾコク ゼンズ
著者
林子平/〔著〕
著者（ヨミ）
ハヤシ シヘイ
出版地
〔出版地不明〕
出版者
須原屋市兵衛
出版者（ヨミ）
スハラヤイチベエ
出版年
1785
ページ数
1枚
大きさ
55×97cm
一般注記
木版
書誌ＩＤ
館種
道立図書館
所蔵機関
北海道立図書館
カテゴリー
図類
コンテンツ
古地図
言語
日本語
説明
天明6年（1786）、仙台の学者、林子平が出版した『三国通覧図説』付図5枚の中の1枚である。「三国」とは、蝦夷地・琉球・朝鮮を指し、さらに無人島（小笠原諸島）について、それぞれの沿革・地理・風土などについて記述した書物で、『海国兵談』（寛政3年出版）と共に、林子平の代表作である。『蝦夷国全図』には「天明五年秋」の刊記があるが、実際は翌6年の出版である。蝦夷地は南北に細長く、現在の地形には程遠いものであり、カラフト島は大陸に地続きの半島とし、その北には「サガリイン」という島が描写されている。すなわちカラフトが二つ描かれたのである。当時、カラフト島は離島か半島かの論議があった。『三国通覧図説』、『海国兵談』共に後になって松平定信から「奇怪異説」を述べ「地理相違」の図を出版したとして絶版を命じられたが、写本また写図として現在も数多く残っている。本館にも写図は5点所蔵される。
＜解説：高木 崇世芝 氏＞
＜解説：高木 崇世芝 氏＞
管理番号
1665
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