五十嵐〔(広三〕候補の現状と勝利への見通し三月二一日におこなった「票読み会議」「オルグ結果の集約」「政党関係者との協議結果」「マスコミ関係者との情報交換の結果」などを総合・集約し、慎重に分析した結果、現状を次の如く判断した。各ブロック選対、主要都市合同選対、単産道本部は、この情勢報告を自らの判断とし、下部選対に徹底させる。別紙〈略〉参照 ―― 現在票一四〇万票を今月中には一六〇万票に手のとどくところまで追い上げる。幸にして冒頭述べた如く告示以来、五十嵐広三知事実現をのぞむ声が日毎に高まっており、この情勢と呼応し、第一に、それぞれの目標を必ず確保する。そのためには、あらゆる努力を払う。目標達成が不可能な場合、指導部はその責任の編者注)組合協議会「全道労協 奪還斗争総行動委員会― 年」所収)一九七九年三月二五日単産党員協関係―道政1978~1979所在を明確にする決意を固めて、下部組織に訴える。(もちろん全道労協もその決意) 第二に、道庁幹部・保守市町村幹部の動向を徹底的にマークし、地位利用を絶対にさせない(外郭団体も同様)。第三に、町内会・PTA組織を利用しての選挙活動を警戒する。第四に、道庁の企業締めつけ、企業ぐるみ選挙を暴露していく。この様な決意と対策の推進によって必ず勝利できると確信する。中立労連・大昭和製紙や新日鉄労組などの動向中立労連も宮内議長の常駐によってかなり前進してきた。生保労連なども五十嵐支持を決め動きつつある。金融共闘もかなり活発になってきた。最後の協力要請が必要である。大昭和製紙も全道労協のテコ入れによって何とか取り組みが可能な状態になってきた。特に新日鉄労組は堂垣内〔(尚弘〕支持を決定してしまったが、その後、当方からの対策が功を奏し、関連協七〇〇〇人の大勢は五十嵐支持にまとまりつつあり、新編者注)第2節 堂垣内道政と革新自治体の斜陽241(4) (3)
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