北海道現代史 資料編1(政治・行政)
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て、来年度コンサルに委託したいと考えているが、大野駅周辺もとなれば市単独ではできない。行政連絡協議会などで取り組むことになると思うが、大野からはそのような話しはきていない。アクセス部分についての業者や調査項目をご教示願いたい。鉄建:アクセスの負担について、JRは金は出さないし口も出さないといっている。運輸省の考え方としては、短絡線は地元負担である。アクセスについては、JRが意見を聞かれたときにJRの方から短絡ルート案が出てくる可能性が大であることから、先ず渡島大野駅から函館駅のルートを書いておくというのも手である。函館市:以前、所長が来たときに現駅へのアクセスルートは、市街地側のルートを使うといっていたが、途中の駅のホームにぶつからないのか。鉄建:ぶつかる。ホームを削って、プレート板の移動等で対応する。海側に別線を設けようと考えている。も必要と思う。鉄道単独であれば業者は紹介できる。今年度中にアクセスの大まかな調査でも出来ないか。金額としては数百万円程度である。協力はする。函館市:我々は、来年度と考えていた。数百万となれば今年度対応は難しいと思うが相談してみたい。鉄建:コンサルに委託するにしても、JRの資料が必要であり、JRの協力が必要不可欠である。      と後々面倒なことになる。市がJRに協力要請してほしい。函館市:今朝の新聞に小樽での調査の記事が載っていたが。鉄建:ルート公表は運輸省がするが、鉄建としては、発表できるだけの段取りはできている。運輸省に抑JRは、地面を走らせるのは嫌がっているため、委託の件であるが、アクセスのほかに面的な構想JRから資料はもらえるが、それを使う形になる第1節 鉄道と地方政治・行政909

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