企画、実施されたい。2 現地豊里支部の行動前項の如き斗争機構を設置し、強力なる斗争体制を確立せよ。本斗争に関する完全なる意志統一を図るため五月二十二日代議員会を招集せよ。道斗委より斉藤組織部長を派遣する。現地労職支部は一体となつて、五月二十三日以降当面連日、団交を開催し、山元経営者に経営担当者としての責任を追求し、再建案提示を求めるあらゆる行動を展開せよ。組合員、家族の本問題に対する意志結集を図るため班常会、家庭常会等を開催せよ。山元斗争の推移等を判断し、さし当り周囲の支部に対する事情説明のためのオルグを派遣せよ。五月二十九日全山大会を招集せよ。本大会には道斗委より小笠原委員長、斉藤組織部長を派遣する。〈一九六六年六~七月〉豊里鉱は親会社の明治鉱業からの資金打切り、累積負債約二〇億円に達する経営の悪化から、事実上閉山の危機にさらされている。道炭労は最終答申後予想される大がかりな閉山攻勢に対処するため、豊里炭鉱を全道的な閉山反対闘争の拠点として戦いを進めることにした。(北海道労働資料センター所蔵 北海道労働部労政課『北海労働』二五〇号更に当日大会終了後、屋外に於て閉山反対全山総決起大会を開催せよ。この集会には地区協、周囲支部の参加を要請せよ。異例の休憩宣言 主婦らで道議会騒然豊里 炭鉱閉山反対運動一 S七〇二) 〇- 一九六六年一〇月〔六・七月の道内労働情勢〕② 豊里炭鉱閉山反対闘争における札幌での陳情活動第10章 労働運動(6) (5) (4) (3) (1) (2) 1048
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