炭鉱閉山などが及ぼす影響を考え、反合理化問題については、中央のみでなく、支部・地区の石炭政策闘争のなかで取り上げて行くことを確認し十二日には大会決議に基づき明治本社に対して抗議団を編成し、閉山反対・再建問題について、社長に抗議した。一方、知事は七月十二日、豊里鉱再建について明治本社社長および、通産相と会って窮状を訴え、赤字経営の豊里鉱再建について援助を要請した。また、地元赤平市では、二十五日臨時市議会を開き、豊里炭鉱土地約三七、三〇〇平方メートルと同鉱健保会館を一、三〇〇万円で買上げることを決議した。(北海道労働資料センター所蔵)第10章 労働運動1050
元のページ ../index.html#1064