北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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これを受けて一月一六日に労働四団体と、社会党、公明党、民社党三党のトップ会談で反自民で与野党逆転を北海道から、社会、公明、民社三党の全員当選を実現する事が今総選挙における最重要テーマであることで意見一致をみた訳であります。その後、各党間でも話し合いが行われ、実()行ある協力体制が作られていますし、是非所期の目的を完遂するために、各選対間でも大局的な視点に立って協力体制を強めていただくよう要請致します。また、われわれ連合北海道としても協力を惜しみませんのでよろしくお願いいたしたいと思います。また、北海道のローカル的な課題として産業構造にしても、社会構造にしても遅れている側面があることは事実であります。その改革へ向けての取り組みが求められております。またその一方で、北海道らしい未来への可能性を多く有している事も事実であります。連合北海道として、関係諸団体と充分意見交換をしながら広く道民のニーズをママ吸収し、改革に向けて実効ある政策を成案しその実現に向けて一歩一歩着実な実践を積み重ねを通じて運動の社会化に向けた努力をすべきだと思います。連合北海道は、今日から民間労組、官公労組六一産別三一万の組織として心を合わせ、対話と協調を礎にして力強くその第一歩を記そうではありませんか。今日まで関係された多くの先輩、仲間の皆さんに重ねて感謝申し上げ統一準備委員会を代表してのごあいさつとさせていただきます。(日本労働組合総連合会北海道連合会所蔵)第3節 安定成長期以降の労働運動1071      

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