北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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く。道内の産業を、国際化の厳しい現実を乗り越えることのできる、体質の強い産業に育てるとともに、世界各国との貿易や資本提けい、技術移転などの経済交流をすすめて、産業の発展力を高めていく。北海道を、日本における国際的な人や物、情報の交流の北の拠点に育てていく。○地域を活性化する(地域生活経済圏の形成をすすめる)各地域の可能性を生かし、個性的で活力のある地域生活経済圏の形成をすすめ、北海道の活力を高めていく。各地域生活経済圏では、農山漁村を日本を代表する生産性の高い一次産業地域にしていく。中核都市など都市の機能を高めて地域発展の拠点とし、産業コンプレックスの形成をはかり地域の産業のすそ野を広げていく。また、地域総合ヒューマン・システムをつくり、地域のさまざまな生活ニーズを満たしていく。村との結びつきを強めながら、地域の産業と生活の発展をささえていく。(地域プロジェクトをすすめる)発想し、地域のさまざまな人びとの力を結集する地域プロジェクトを実現していく。ロジェクトや、自然と風土に根ざした豊かな居住環境と新しい生活文化を形成するプロジェクト、各地域の資源と産業特性を生かして可能性を引き出し、特色のある産業コンプレックスの形成につないでいくプロジェクト、歴史的なつながりや地理的な条件、産業面での結びつきを生かした国際交流のプロジェクトなど、魅力ある個性的な地域づくりのプロジェクトをすすめて地域の意欲を盛り上げ、定住環境をととのえ、地域を活性化していく。地域をつなぐネットワークをつくり、都市と農山漁地域生活経済圏の形成をすすめるために、地域から地域特性を生かした都市機能の高度化をすすめるプ129        第2節 経済構造と雇用・人口

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