北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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発展への新たな手法―地域運動と一村一品○戦略プロジェクトを推進する内発的な盛り上がりを支援し、時代を先取りする二一世紀型の戦略プロジェクトの実現への糸口をつけ、順次軌道に乗せていく。地域の均衡ある発展に配慮しながら、地域における      「新世紀型高速交通システム」など、新しい交通体意欲的なとりくみを生かし、地域プロジェクトとも関連させ、戦略プロジェクトを効果的にすすめる。 「北の技術開発ネットワーク」や「航空宇宙産業基地」など、北海道の特色を生かした新しい産業拠点を形成するプロジェクトを推進し、産業発展のけん引力にしていく。 「国際エアカーゴ基地」など、貿易・技術交流や国際協力、観光の国際化を先導し、北海道を北方圏諸国とアジア・太平洋地域を結ぶ拠点に高めるプロジェクトをすすめていく。系をつくるプロジェクトによって、道内の時間距離を大幅に短縮し、産業と生活の可能性を飛躍的に高めていく。にすすめる情報システムや、医療や福祉の情報システムをつくり、北海道で高度情報社会を先駆的に実現する。づくりを推進し、北国の生活の可能性をひらく、新しい都市環境をつくっていく。昨年の春、〝一村一品運動〟の検討を命ぜられた時には、正直言って、私達にもよくは解りませんでした。審議室では、先づ、庁内の会議を開き、討論をはじめまし新しい情報通信を生かして、地域計画などを効率的北海道の気候や、歴史的、文化的遺産を生かすまちはしがき北海道『北海道一村一品運動に関する調査検討結果について』一九八四年(北海道立図書館所蔵)13041 第1章 地域経済と経済政策

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