北海道現代史 資料編2(産業・経済)
153/1104

ハイテク産業とテクノパークれらの活動により全国表彰を受けた団体もみられるようになった。〇 地域自らの手によるイベントも一、九〇〇を越え、観光振興に繋がるものや異業種交流が活発になるなど地域の活性化が図られている事例が数多く見られる。〇 地域づくり活動に取り組むグループ等が八八一グループ(平成五年二月調)を数えるなど、地域おこしグループの活動が活発になってきた。〇 地域リーダーの全道交流会などを通じ、地域リーダーのネットワーク組織が支庁管内ごとに発足したほか、北海道ヒューマンネットワークプラザ、北の星座共和国などの支庁の枠を越えた広域的なネットワーク組織が生れてきた。〇 学習により地域を考えていく地域大学などの活動が盛んになった。〇 剣淵町の絵本の里づくり、清水町のせせらぎ合唱団、市民創作「函館野外劇」など、地域に文化を育〇 わが国経済は、今、第二の産業革命ともいうべき大き言  な変革を迎えており、エレクトロニクス、バイオテクノロジー、新素材等の知識集約型の先端技術産業が華々しく登場している。道内でも最近、札幌を中心にソフトウェアハウス、システムハウス等のエレクトロニクス関連のベンチャービジネスが続々と誕生し急成長している企業が多い。てて行こうという動きが活発になってきた。マスコミが地域おこしの話題を積極的に取り上げるようになってきた。「北海道ハイテクパーク」の実現に向けて提  北海道拓殖銀行調査部『調査月報』No.三八九(北海道立文書館所蔵)一九八四年八月13943 第2節 経済構造と雇用・人口

元のページ  ../index.html#153

このブックを見る