北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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② 「弥栄村」の再入植〈一九四六~四七年〉拓民及義勇軍やこれを希望する開拓志願者は左記日時参集されたい。本年度道内九地区に入植する(先遣隊は五月下旬、本隊は今秋)適格者を当日選考致します。一、日 時 二、場 所 詳細は県庁開拓課へ御照会されたい山 1.大集団入植適地調査東北地方及北海道ニ於ケル大集団入植適地ヲ調査シテ満洲引揚開拓民ノ大量入植ヲ促進スル為メ、農林省開拓局ヨリ補助ヲ得テ日本開拓協会、開拓民援護会及中村孝二郎「根釧地区開発記録(其の一) 昭和五月十五日(木)午前九時より山形県教育会館(山形市香澄町)(国立国会図書館所蔵)開拓民自興会ノ三団体協力シ、旧満洲開拓団幹部、満拓社員等ヲ以テ調査班約一〇ケ班ヲ編成、昭和二一年一一月下旬ヨリ一二月上旬ニカケ調査ヲ実施、同年一二月下旬調査報告会ヲ開ク。2.根釧地区入植促進委員会本班ノ担当セル根釧原野ノ報告ニ基キ、同原野ノ開発形 県 ノ必要ヲ痛感シ、前記三団体及農林省開拓局ヨリ委員ヲ選出シ、昭和二二年一月上旬ヨリ前后四回ニ亘リ委員会ヲ開催、討議研究ノ結果旧軍馬補充部川上支部跡ヲ中心トシ、満洲引揚開拓民ヲ中心ニ、三ヶ年間ニ二、〇〇〇戸入植セシムル案ヲ決定ス。3.弥栄村開拓団トノ連絡   居タルモノハ終戦后直チニ復員シタルヲ以テ、再入植シ居タルガ、其他応召者ニシテ朝鮮・内地等ニ応召シ地ヲ求メ、青森県下北半島ノ六ヶ所村所在帝室林野管理局御料林ノ内ニ適地ヲ求メ入植準備中。続イテ新京前記調査報告ニヨリ北海道ノ調査ニ当レル畑野、福同開拓団ハ終戦后主力ハ大連ニ、一部ハ新京ニ疎開17022年1月~6/23」一九四七年第2章 農業

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