北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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は別だが不在地主は小作料を五年から十年分の前納を要求している封建色の強いもので町内解放の問題がこの関係農地とひつかゝつているので今度は反対を押切つても七月の買収計画には入れるつもりである」と云うている。(北海道立文書館所蔵)一、農業協同組合は農地改革を基盤として生れる新しい民主的な農村の生産関係に即応し農業生産力の発展を促し農業経営の近代化と合理化に寄与すると共に勤労農民の転落を防止する為に農民に対する経済的圧迫から農民を防衛する組織でなければならぬ。二、此の組合の運営に当つては流通金融加工面に於ける機能を農業の近代化に関する機能と有機的関連を保持せしめ生産流通面の事業の綜合的効果を挙げ得るようにしなければならぬ。三、農業経営の近代化を促進する為其の地区の実情に応〈一九四八年二月〉農業協同組合の性格農業協同組合の設立北海道協同組合通信社『北海道農業協同組合年鑑 一九五〇年版』一九五〇年7 農業協同組合の組織に関する意見190(4) 第2章 農業

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