北海道現代史 資料編2(産業・経済)
244/1104

五 関連産業の生産合理化生産資材製造部門の企業合理化と安定供給原料生産物加工部門の合理化他産業部門における独占性の排除(北海道立図書館所蔵)士幌町でこれが熱心にされているのは、昭和三二~三七年の間になされた農地集団化作業の成果を維持発展させたい、というのが動機だったそうだ。最初に集団化がなされた六部落八〇〇haの話をくわしくきいたが、㈠離農(二戸、十五ha)によって土地をうかせ、㈡のこる農家についても住宅移転を、ばあいによってはやり、㈢さらに土地条件をひとしくするため明渠をほる、ということまでやった大へんな構造改善事業(そんな名前をつかっていないが)だったようである。なかでも離農については〝末娘が就職するまで二年間四、農地適正移動対策農地適正移動対策北海道農業会議『北方農業』一四巻一号一九六四年一月農地適正移動対策〔北海道における農地移動の現状と問題点阪本楠彥〕(3) (2) (1) 230(2) 16 第2章 農業   

元のページ  ../index.html#244

このブックを見る