今回の調査対象となった一九五組合についてみれば事務所の設置場所は役場内が六六%を示し、市町村との関連性が深い。決算は三月が六七%で最も多く、次いで一二月三二%、五月一%となっている。出資金は一口平均五〇二円で総額四億円、払込率は八六%を示している。また今後三ヵ年の増資計画は一二五組合が希望している。本道の森林面積は五、四一三千haで、総土地面積の六八%を、また一般民有林は二二%を占めている。さらに森林組合員所有林は総土地の一五%、森林面積の二二%、一般民有林の六九%となっている。2 役職員役職員の総人数は二、九四三人で、そのうち役員は二、一五六人で職員は七八七人となっている。平均年令では役員五八才、職員三三才、総体では五一才となっている。また、役職員の常勤は二二%、非常勤は七八%を、有給は六九%、無給は三一%を示しているが、役員、職員間ではその構成比が異なっている。3 では市町村の七九%、農林業の五三%が続いている。また部門別では造林関係の利用が野鼡〔(野ねずみによる造林木の食害予防のための薬剤散布〕を含めて七八%とその大半を占めている。5 事業の四〇%、次いで利用の三〇%が続いている。めている。6 したものは五三%を示しているにすぎない。〈中略〉組合員の利用状況組合員の組合利用率は全体で五〇%を示し、職業別損益計算の明細事業利益のなかで大きなウエイトを占めるのは販売事業管理費のうちでは人件費が大きく、六二%を占指導事業収入額は三四、〇六四千円で、このうち事業に使用編者注)314第3章 林業
元のページ ../index.html#328