カラマツ製材業の活況トル(八三・三%)になっている。出荷量は一〇六万三、〇〇〇立方メートルで、前年比一三%の増加。用途別内訳は製材用五一万六、〇〇〇立方メートル(四八・六%)、坑木一一万立方メートル(一〇・四%)。パルプチップ用三八万四、〇〇〇立方メートル(三六・一%)、足場丸太八、〇〇〇立方メートル、その他四、五〇〇立方メートル。前年に比べ製材用が一二七%、パルプチップ用が一一二%、坑木八二%、足場丸太七八%、その他用が九五%となっている。販売先別は、自家消費三二万八、〇〇〇立方メートル(三一%)で前年比一三七%、直販三五万三、〇〇〇立方メートル(三三%)で同九〇%、商社集荷業者一五万三、〇〇〇立方メートル(一四%)で同八五%、道森連二三万立方メートル(二三%)で同一七五%で、道森連が大幅に増加した。また、森林組合が素材生産を行ったのは七五組合の三 材 四万二、〇〇〇立方メートルで前年より一二%増加した。・製 カラマツの製材工場数は一九一工場で、生産量は三一万五、〇〇〇立方メートルと前年比一一二%になっている。販売先の内訳は、直販六万立方メートル(一九%)、商社集荷業者一九万立方メートル(六○%)、道森連六万一、〇〇〇立方メートル(一九%)で、前年比では商社集荷業者一○九%、道森連が一二七%で、それぞれ伸びている。品目別にみると梱包材一四万五、〇〇〇立方メートル、製函材や仕組材二万九、〇〇〇立方メートル、ダンネージ三万八、〇〇〇立方メートル、パレット材三万一、○○○立方メートルなど輪送用資材が九五%を占めている。また出荷先は道内一九、道外八一。道外の移出先は京浜地区が八四%である。『北海道民有林新聞』一九八四年四月二六日(民有林新聞社所蔵)第3章 林業33824
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