北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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ママの()ものであり、そのために社員教育の改革、人事異動、乳製品の用途開発、内部消費量の増加を促進する事業開発、製品開発、販売先の新規開拓に傾注する。酪農生産者に対する酪農対策費の削減、株主に対する配当の削減をお願いする上で会社としての努力を評価してもらう必要がある。3.これらの取進めは、現在在籍する社員が中心に行う職制・組織の改革、安全・安心製品製造と安定・安全操業に向け雇用の質の転換及び適正な要員配置を行う。製品製造を機械・プラント中心から人間性中心にし、より現場力を高め、生産現場の自律を目指す教育を導入する。製品製造における自己完結から社内、工場内の連鎖を認識させ、常に改善に目を向けさせ、目で見て、耳で聞いて、肌で感じる現場づくりをする教育の導入をする。お互いに係わり合いを持ち、社内、工場内の一体感を作り上げる。工場長の業務は、安全・安心製品製造の最高責任者と明確に位置付ける。社員の責任と請負業者の責任を明確にし、所轄業務の転換をはかる(法令の遵守、業務分担)。不採算事業(所)撤退により創出された人員を、請負業務を社員業務に転換することによる安全・安心製品製造と請負作業料の軽減をはかる。正しく製造出来ていることの確認、点検・部品交換など、実施すべきことが確実に出来ていることの確認、日進月歩で進む技術にあわせ、マニュアル、日報、作業等が変更されているかの確認をするシステムの確立をする。常に問題を発見し、それを解決する能力、持続する能力、真因を探る能力、隠さず表に出す能力、常に消費者のことを考えている能力、人間を大切にする能力、常に努力する能力、世の中の変化についていける能力、これらが社員教育の中心となる。職能別教育の一環として、新設「製造マン教育セ第3節 企業の社会的責任と食の品質 (2) (6) (7) 533(1) (5) (7) (6) (4) (3) 

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