1 中波ラジオ放送中波ラジオ放送は最も歴史のあるメディアであり、小型で簡便な受信機で手軽に聴取できることから、全国的に普及し、広く国民生活に浸透している。道内においては、現在、NHKと民放二社(北海道放送㈱、札幌テレビ放送㈱)が放送を行っている。近年、民放ラジオの難聴に対する地域住民の解消要望が強く、昭和五八年以来、苫小牧、根室、留萌、稚内に順次中継局を設置するとともに、帯広、網走においては増力による改善を行う等、放送区域の拡大に努めている。郵政省北海道電気通信監理局『北海道の情報通信』一九八九年民放は約九五・九%となっている。が存在しており、これら難聴地域の早期解消が望まれている。2 という特性を有しており、国内放送については民間放送一社(日本短波放送㈱)が全国を対象に放送を実施している。 る。にある。3 効果を伴う高音質の放送メディアとして、昭和四四年の放送開始以来、音楽放送を中心に、広く国民生活に現在、全道のサービス世帯は、NHKが九九・八%、しかし、檜山支庁管内など、道内にはなお難聴地域短波放送短波放送は、一波で極めて広い地域をカバーできるまた、NHKが世界各国向けに国際放送を行ってい道内では、日本短波放送(NSB)の送信所が札幌FM放送FM放送は、従来の中波放送に比較して、ステレオ第三節 テレビ放送の広がり放送メディア543第3節 テレビ放送の広がり39
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