北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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8 商業活動調整協議会議事録(札幌)〈中略〉低温流通を促進し、生鮮食料品の価格の安定をはかるため、卸売市場及び小売店における冷蔵施設整備に要する資金を融通する「設備合理化資金融資制度」を設け実施しているが(四三年度融資枠五〇、〇〇〇千円)、今後なお一そう本制度の拡充強化をはかる。7.卸売市場整備に関する道の助成措置について道が定める「卸売市場整備計画」に基づき、市場の整備を行なう者に対し、つぎの方向で助成することを検討している。公設卸売市場施設整備費補助公設市場の施設整備をする市、町、村に対し、市場施設の整備に要する経費(用地関係費は除く。)の五%以内の額を補助する方針である。民営卸売市場統合奨励補助市場相互又は、市場と一定規模の取扱実績を有する問屋が統合し、市場施設を整備する場合、市場施調協第三号昭和三十一年九月五日      設の整備に要する経費の八%以内の額を統合奨励金として交付する。ただし、統合奨励金の交付額は、二〇〇万円以上、一、六〇〇万円以内とし、市場施設整備に要する経費の八%相当額が二〇〇万円を下廻る場合および市場施設を整備しない場合(公設卸売市場で施設装備を行なわない場合も含む。)には二〇〇万円とする方針である。札幌商工会議所「商業活動調整協議会 三十一年」一九五六年商業活動調整協議会   会長 田中 時次郎(北海道立文書館所蔵)①昭和第2節 商業活動の拡大と課題(2) 581(1) 

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