北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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上川・宗谷、稚内等を主に担当することになろう。したがつて、道央地域の需要吸引のため、札幌への進出が必要である。・西永山に計画中の卸商業団地は規模として小さいため、その機能を補完するためにも、隣接して自主卸団地の造成が必要である。(小売部門)・平和通りを中心とした買物公園の実現をはかることが望ましい。釧路市(卸部門)・道東地区の中心的流通基地として、主導権をとる地位にあるので、水産物産地流通加工団地、トラツク・ターミナル、総合卸団地の造成をはかる必要がある。・港湾整備、地域開発投資により、小口生産財の伸びは期待できるが、消費財の卸機能は低調なので、その充実が必要である。(小売部門)(卸部門)(小売部門)・中心商店街の中での中心移動が行われつゝあることと、モータリゼーシヨンの進展からみて、それらに対応した商店街づくりと駐車場の造成が必要である。帯広市・消費財中心のため、殊に日勝線と高速自動車道の完成に伴なつて、今後、札幌の影響をうけよう。・現在の既成卸団地は企業数、業種等の構成をみても規模が小さくこれの補完的機能をもつて卸団地の造成が必要である。・平原通り、広小路商店街は、ビツグ・ストアの出現、大型寄合百貨店の出現により、売場拡大が顕著になり、それに対応して専門店化など経営の質的改善が必要である。596第6章 商業

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