北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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パートさんインタビュー増加と評価する。酒屋からの変身は、若いお客に喜ばれたが、旧来からの貸売り客と年寄り客には抵抗があったようです。今後の成績に期待をかけています。四号店 〔店 西野地区の初名乗りが四号店です。改装のため外装はセイコーマート調ではありませんが、それももう少しの間。今月から売上も上昇気味で、周囲の住宅が増えれば更に期待できそうです。奥様がお客様にこう云われたそうです。「何もないけど、何でもあって、間に合わせに丁度いい店だね」。西友ストアーの西野地区出店は決まりました。当店のすぐそばです。北海道で一番成績の良い市民生協もすぐ近くです。アメリカ的コンビニエンスストアーは日本に定着するか、この設問に、明解な答えを出すのが楽しみです。五号店 まるぜん脱サラリーマン一号店です。開店は二月一五日、セイコーマート中唯一店酒類を扱っていないお店です。それに代る精肉・青果は充実しています。毎朝の市場通いは名〕大変です。最近は魅力ある生鮮は何か、肌で解るようになりました。売上もまあまあ。周囲には空き地が目立ちます。今年も相当新築される見込みです。セイコーマートは、立地条件の良くない場所に多くあります。この店もあまり良いとは云えません。一般小売店の営業時間朝九時から夜九時迄、この時間商売になりません。商売は午前〇時から午前四時迄、日本に数少い深夜営業の店です。立地を重要視せず、環境を重要視します。そして最近は客単価一、〇〇〇円を超えました。客層に合致した営業政策、マーチャンダイジング政策と、店舗イメージの新鮮さは若い人にうけています。新しい客層を開拓して、これから売上げはまだまだ増加するでしょう。六号店 〔店 名〕株式会社クスリのツルハコントロールセンター(株式会社セコマ所蔵)60816 第6章 商業   

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