北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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共存共栄を計り共に商圏の拡大を考えて行く事が必要と考えている。食べあるき・買いあるきの出来る店、又、品揃えも充分に考えている。地元の業者との共存には努力をするし、各団体に協力をし又、商店街との協調は充分に考えている。売場面積については、七六七㎡を減らし九階にはテナントと市民の憩いの広場を作る事にし、当初計画よりテナントが四七七㎡、売場が増加した一方地元業者のテナントが入店出来るように努力をし、七〇%が地元テナントが占ている。又、仕入については、年間三〇〇億以上を北海道から、旭川店の場合は地元食品問屋から九〇%以上を買入れる計画である。道央への流出を防ぐためにその一端を担いたい。今回の旭川商業活動調整協議会の決定は尊重するが当旭川店としては、閉店は通常一八時三〇分、六二日間を一九時、九階は通常二一時まで、休業日数は三〇日とさせていただくよう届出を致しましたので、ご審議を賜わりたい。原田〔(敏雄、旭川商工会議所専務理事〕 今回の申し出(地元平和通商店街振興組合との覚書を説明)中橋〔(三重子、旭川婦人団体連絡協議会会長、消費者〕 (答) 月寒店については九五%が地元仕入れであり、吉田〔(貢、丸井今井百貨店旭川支店長、商業者〕 保証(答) 出来るだけ地元店が入れるようにと考えて歩合吉田 編者注)編者注)編者注)に対して通産局から意見をいただき、テナントからの問題がないように商調協の決定に従うとの約定書を頂戴しております。質問事項地元の問屋を利用すると聞いたが。旭川は一〇〇%近く地元仕入になると思う。金を取らないと聞いたが、この方法はどうか。制にしている。当初計画していたビル建設費が五〇%増になつて非常に苦しいが、手稲を一年延し又、函館店を半年開店を遅らしてこの分をこの店舗に廻している。契約はどうなつているのか。612第6章 商業

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