北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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編者注)九階のみは九時というのはどうか。斉藤 九階に入つているテナントがはたして採算面で厳しいことは分るが、従業員の面でそれほどまで遅くやつてよいかどうか疑問である。吉田 西武という名前を使うとなれば、百貨店であり午後九時までの営業というのは例がない。白石〔(知恵子、春光東市民委員会婦人部長、消費者〕 駅前であるため、その特殊性を考えると認めても良いのではないか。会長 休日については、四三日という事であるが影響はないのか。中橋 消費者はないと思う。津木 地方から来る人が多少困ると思うが、他の大型店、小売店もあるので良いと思う。佐藤 地元の本屋さんに、午後九時であれば影響があるのではないか。岩田 長崎屋・マルカツも同じであるが、同じビル内の一部テナントから遅い時間で届出がなされた場合、原田 会長 星〔(光一、国立旭川工業高等専門学校校長、学識経験原田 津木 中橋 亀田〔(政雄、旭川市民委員会連絡協議会会長、消費者〕 真鍋 岩田  編者注)編者注)認めなければならないと思うので、全体を一八時にあわせてはどうか。大西委員の意見ですが駅前という特殊事情にあり、観光面からも認めてはどうかの意見である。九階の時間について、二つの意見があるが…。者〕 各商店にとつて利害があるために本屋のみ早く閉店する等出来ないか。現在の構造上からは無理のようである。旅行者の事を考えると夜遅くても良いと思う。一般の商店には取扱品がちがう等でそれほど影響がない様に思うので、九時で良いと思う。この意見に賛成である。たとえ三省堂だけ早くに閉店しても他の商店が困ると思う。三省堂以外は地元テナントであるので認めてはどうか。まるせんデパートの一九時までとしてはどうか。615第3節 「流通近代化」の展開と大規模小売店舗法

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