北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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核店舗   昭和六三年三月一五日札幌通産局長から第一種大規模小売店舗の新設の届出についての文書を受信し、昭和六三年三月二八日から昭和六三年五月一九日迄前後四回商調協を開催結審した。*争点商業者の主張 いが、再開発の必要性は理解出来るので、A地区、B地区ともに届出の面積の限度で再開発は止むを得ない。消費者の主張 他都市に比べ劣悪であり、消費者の大型店に寄せる期待は大きく、小樽市商業の近代化の為に本格的デパートの出現が必要である。届出の面積ではなお不十分であるが本計画の早期実現の為届出の面積での再開発を了承する。調整の考え方 は非常に厳しいが、中心市街地の商店街の近代化、㈱丸井今井が核店舗の営業を行う。小樽市内の小売業の現状は厳し小樽市の大型店の現状は、道内小樽市の小売業をとりまく環境*答申内容                     活性化の為に大型店の建設の必要性は十分理解出来る。この為丸井今井百貨店を核店舗とする再開発計画は必要と考え届出の通り承認した。尚、A地区の核店舗とその他の店舗との配分については、本来本協議会の調整事項とは考えないので、付帯事項とした。店舗面積 A地区 一〇、五〇〇㎡B地区  四、〇〇〇㎡計  一四、五〇〇㎡但し、核店舗(丸井今井百貨店)の面積は、一一、五〇〇㎡、その他の店舗(権利者・その他)の面積は、三、〇〇〇㎡とする。開店日  A地区 昭和六四年九月一日以降B地区 昭和六五年九月一日以降閉店時刻 A地区 午後七時B地区 午後八時(但し、核店舗部分は第3節 「流通近代化」の展開と大規模小売店舗法(3) 621(2) (1) (2) 

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