北海道現代史 資料編2(産業・経済)
648/1104

ものなど、商業の部分を減らしてでも遊びの広場を大きく持って来た方が、広域から人が集まって来ると思います。(小樽ベイシティ開発) ディズニーランドやハウステンボスのようなテーマパークは、面積と人口密度の点で難しいと考えています。ただ、ご指摘の通り札幌にはない魅力はやはり海だと考え、親水性の高い業態を多く入れているつもりです。また、私共としては、小樽で培われたものだけではなく、新しい小樽らしさというものを創設してみたいという考えを持っています。(池上委員) 前にカリフォルニア、西海岸のスライドを見せていただきましたが、小樽は冬が長く、吹雪もありますし、甘い考えではうまく行かないと思います。ホワイトドームのようなものをつくれば別かもしれませんが。その辺はいかがですか。(小樽ベイシティ開発) 北国だから寒い、ということを強調するのではなく、かといって真夏は飛躍のし(鍛治委員) 三店が出来た場合、お互いの店舗間の競(小樽ベイシティ開発) 駅前にビブレ、反対側にサ(鍛治委員) 三店にはそれぞれ売上目標がありますね。過ぎと思い、北国には春が一番似合うのではないかと私共は考え、常春(とこはる)の空間をつくりたいと思いました。いろいろな施設に工夫をし、雨にも雪にも濡れず快適な二〇度から二五度位の室温で過ごしていただけるような空間をつくってみたいと思っています。合という形をとるのか、あるいは海外によくあるモールの形をとるのか、お伺いします。ティ、真ん中にホテルを中心とした専門店ゾーンという二画()一モールのような形です。また、競合はあるべきだと思っています。お客様にそれぞれの業態の所で最も自分に合う商品を選んでいただきたいということで、あえて競合してほしいと思っています。もしそれを達成できなければ、どこかが脱落して行くわけです。この点はいかがでしょう。634第6章 商業核

元のページ  ../index.html#648

このブックを見る