殊に北海道は、面積七八、〇〇〇平方粁を有し、石炭を始めとして、各種の資源に富み、日本に残された唯一の宝庫であって、これを開発して産業を高度化し、人口収容力の増大を図ることは、日本経済自立達成の上に極めて重要なことである。このため北海道の南部、太平洋岸に位し交通至便にして、日本最大の石狩炭田を至近の距離にひかえ、豊富な用地用水と、背後地に恵まれた各種資源を有する苫小牧に工業港を築造し、理想的な臨海工業地帯を造成することは極めて緊要なことである。よって本庁においては工業港造成のための立地条件、 以下は現段階におけるその調査の概要である。誘致されるべき工業、都市計画等について、昭和二九年度より総合的な調査を本格的に実施してきたのであるが、(北海道立図書館所蔵)三二管第一、七一〇号指令札幌市北四条西三丁目一番地 昭和三十二年八月七日申請の社団法人北海道建設業協会の設立は許可する。ただし、次の条件を守らなければならない。毎事業年度の初めから六十日以内に、財産目録及び次〈一九五七年九月二日〉北海道建設業協会の設立北海道建設業協会「会議関係書類 二年至昭和三十七年」一九五七~六二年社団法人 昭和三十二年九月二日北海道建設業協会設立発起人 伊藤 北海道知事 田中敏文印 自昭和三十豊次4 社団法人北海道建設業協会設立656(2) 第7章 建設業・交通【建設業】
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