〈一九九四年一一月〉北海道建設業協会「会議関係綴 全建基本問題検討委員会における新建設産業政策大綱に対する意見について全建の基本問題検討委員会で集約された意見については、おおむね賛同するが、中小企業に対する政策大綱の基本的な姿勢については、疑問を感じている。そこで、まず、集約された意見の一では、「不安感を持っている」と記載されているが、この不安感は、建設業界の大宗を占める中小建設業者に対する配慮についてであると思われるので、この点を具体的な表現で強調し(一般社団法人北海道建設業協会所蔵)平成六年一一月一八日 ㈳北海道建設業協会 平成6年度」一九九五年ていただきたい。さらに、建設省から示された「検討の枠組み」の(背景)の三に「「新たな競争的状況」に対する建設産業の不安」とあるが、その(例)として「中小企業が健全に育成されるかどうか」について項目として加えていただくよう要望していただきたい。我々業界としては、健全な企業間において適正な競争が行われることにより、不良不適格業者が排除されることはあるべき方向として当然のこととして受けとめているが、競争性、透明性が強調されるあまり、各地域における経済活動の中核を担っている中小建設業者に対する配慮がないがしろにされないような大綱づくりを強く求めていただきたい。中建審基本問題委員会への意見〈一九九六年〉(一般社団法人北海道建設業協会所蔵)北海道建設業協会「会議関係綴 平成8年度」一九九七年建設産業政策大綱に対する意見676 第7章 建設業・交通【建設業】18 17
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