北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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休止致しました。昭和二八年四月一日から昭和二九年三月三一日まで営業の概要鉄道業本期の旅客は遠距離旅客の増加及び普通定期乗車券制度の復活等により前期に比べ人員は五%、収入は一七%夫々増を示し、亦貨物については鉱石類輸送の増加によりまして、前期に比べ瓲数は一〇%増、収入は一八%増の好成績を得ました。定期バスは利用旅客の分布状況にもとずいた運行系統を設定し、貸切バスについてはロマンスカー四両を増備して受入態勢の強化を図り、これに伴つて従業員一致協力、旅客の誘致と接遇の改善を積極的に努めました結果、前年に比較して定期バスの収入は五二%増、貸切バスの収入は五〇%増の好成績を得ました。〈中略〉自動車業尚、定期バスは冬期間石山選鉱場、定山渓間の運転を休止致しました。行政警察課関係一、自動車業関係㈠ で各地に適正配車し運営してゐる。これが自動車は次の通である。本道の自動車業者は昭和十八年統合して、現在貨物自動車 六地区 バ   ス 七地区 ハイヤー 五地区 北海道庁「長官事務引継書 六会社(外に日通支店有り)七会社( 外に札幌、函館の市営バス有り)四会社(株式会社じょうてつ所蔵)其ノ一」一九四七年〔第四二期営業報告書〕〔警察部〕終戦直後の自動車と運送業689   第1節 復興と輸送25 

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