な空港整備と相まつて、順次全国各地に航路が開かれた。道内では、千才、札幌空港を中心として、それぞれ航路が開設されている。千才、札幌空港は、防衛庁との共用飛行場で、この他に海上保安庁専用(非公共用)ヘリポートが函館に一ケ所ある。全国の公共用飛行場は第二表〈略〉のとおり五五空港あるが、本道のシエアは二〇%になつている。(第一表〈略〉)また、空港当り面積は全国の約一・〇六倍、一空港当り人口については全国の約一/四にすぎない。(第三表〈略〉)2.各空港の概要千才空港札幌市中心より東方約四〇㎞、道央都市地域の マ)マ ほゞ中央に位置し、国道三六号線と国鉄千才線に連絡されている。この空港は大正一四年、市民の労力ママ俸()仕により飛行場を作つたが、昭和一二年旧海軍航空隊飛行場となり、昭和二一年米軍接収、同二六年民航再開、同三四年米軍接収解除となり、自衛隊第二航空団が引継ぎ、民間航空と共用のまま使用することとなり、現在に至つている。昭和三六年に平行滑走路が完成、幹線空港として年間八〇万人の旅客を数えている。反面、冬期降雪、夏期濃霧による利用阻害がある。札幌空港札幌市中心より北約九㎞にあり、石狩平野に位置し、周囲は田畑が広がる平坦な地域である。当空港は昭和一七年旧陸軍により設置され、戦後五年程米軍に接収されていたが、昭和二七年から民間航空機の利用が始まり、また昭和二九年より陸上自衛隊との共用の形で使(用の形で使用され、道内ローカル空港の中心基地として、道内の航空ローカル路線は丘珠を中心に張りめぐらされ、更には本州空港との連絡基地としても近年著しい発展をとげている。一方、利用度の増加に対応して、□□年からG.724(1) (2) 第7章 建設業・交通【交通】
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