位置し、周囲は原野で囲まれた平坦な地域である。網走国定公園・知床阿寒両国立公園の空の玄関口としてそのすばらしいながめは、全国でも珍らしい空港である。当空港はもともと旧海軍航空隊の施設だつたが、昭和三一年民間機による定期便が乗り入れ、又昭和三四、三五、三七年第三種空港として整備されたが、三六年をピークに利用者は年々減少し運航も夏期のみのため、伸び悩んでいる。中標津空港根釧原野に囲まれた中標津町市街より北西約三㎞ 和三七、三八、三九年第三種空港として整備されたにある平坦な台地に位置し、阿寒国立公園に隣接している当空港は、昭和三二年旧海軍飛行場の滑走路の一部を使つて民間機が乗り入れ、昭和三四年には航空会社と町により滑走路等が補修され、さらに昭が、利用者不足で、四二年定期便運航は休止され、夏期のみ小型機によるエアータクシーが開設されている。〈中略〉帯広空港帯広市中心より南約七㎞の平坦な丘陵地に設置され、十勝平野の中心部に位置している。当空港は、陸上自衛隊の訓練飛行場を整備共用するもので第三種空港として昭和三九年一二月開港され、道東と東京を直結する空港として年々利用者が増加している。紋別空港紋別市街より西に約二〇㎞、沼の上地区の海岸沿いに設置され、南にシブノツナイ湖、北はコムケ湖に面した平坦地に位置している。当空港は昭和三八年より第三種空港として新設され、四一年八月道内で一番新しい空港として開港した。夏期間のみエアータクシーが運航されている。旭川空港旭川市の東南約一六㎞、東神楽町千代ヶ岡の小高い丘陵地に設置されたが、冬期間は気象条件が未知数のため運航を休止している。(11) (8) (10) (9) 726第7章 建設業・交通【交通】
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