北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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が弱くなる一番の元だ、技術職員の組織として基本的に対処すべきである。先行ガス抜きが、おくれている。これにより、各切羽常時ガス対策に苦慮している。保安対策に神経をとがらせている。早期に立坑を確立せ。ロング切羽を見るときに、ガス対策一つをとっても、何んの解決策も見られない。労使があいまいな姿勢妥協では、災害につながる。完全なる対策に基いて仕事を進めたい。下磐打個所の跡始末の不良、古アーチ等は、即坑外に上げること。保安を守ろうとするが、通気坑道条件で守られない。坑道維持が非常に悪い。災害をおこして保安はない。決めた事は、上部より皆んなで守ること。職員が犠牲になるのは考えもの。ガス低減対策が不足だ。もっと研究することだ。坑道骨格を整備しないと通気は行き詰る、ガス抜きもひどい。員が一番困る。なかなか修理が出来ない。を取られ思う様な採炭が出来ない。が多い。す。り胃が痛む。ノルマーを背負って切羽に行くが、各分野で、どれだけ真剣に受け止めているのか、ぎ問だ、責任のなすり合いの現状を見ると、情さけない。機器の予防保全、精鋭主義に徹せ。が、末だ解決しない。保安優先とし、ガス低減を積極的に早急にせよ、係Ⅱ 設備関係機械、電気、圧さく等、パトロール制にしたので、亦ロング方面では、毎日手を掛けているので、時間工作員が不足のため、仕事がおくれ支障をきたす事予防保全とパトロール制度の関係に、再考をうなが機器の故障及運搬系統の不備から、出炭減につなが坑道に水を溜めるな。開鉱当時より話しをしている(11) (10) (9) (5) 807(8) (7) (6) (4) (3) (2)  (5) (4) (1) (12) 第2節 採炭技術と炭鉱災害

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