北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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名 称  豊羽鉱山株式会社所在地  北海道札幌市南区定山渓八四九番地資本金  二億円設 立  昭和四八年五月二二日社 長  上田健次沿 豊羽鉱山がいつ誰によって発見されたか明らかではありません。豊羽鉱山をうかがい知るものとしては、北海道庁技師神保子()虎が調査してまとめた地質報文(明治二五年北海道庁発行)があります。その後、北海道庁技師石川貞治、横山壮次郎の地質報文(明治二七年北海道庁発行)によると、播磨露頭と思われるあたりに廃坑があったと記述されています。大正 三年    〈中略〉 久原鉱業(日本鉱業、現日鉱金属)が開発に着手大正一〇年    昭和一二年    昭和一四年 昭和一九年 昭和二〇年 昭和二二年一一月 昭和二五年 昭和三七年 昭和四八年 平成  の鉱 小 革 第一次世界大戦後の不況で操業を中止 日本鉱業が再開に着手七月  石山選鉱場完成、操業開始九月  白井川河床陥没、坑内が水没し操業を中止四月  事業の中止令を受け休山 豊羽鉱山復興委員会結成六月  豊羽鉱山株式会社設立、資本金六千万円四月  日本鉱業株式会社に合併五月  日本鉱業から分離独立し、豊羽鉱山株式会社設立三年 四月  信濃から試錐探鉱により確認した優勢な鉱脈の開発を進め、出鉱開始鉱 床・探 日本最大級の鉱脈型鉱床から出鉱開始、昭和五六年833第4節 戦後の北海道鉱業

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