北海道現代史 資料編2(産業・経済)
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る承認を目指しながら、整備に努めているところである。2 課  題リゾート開発に当たっては、環境の保全や景観形成への配慮などをはじめ、市町村や開発事業者が基本的に考慮しなければならない事項は少なくないが、それらについて必ずしも十分な配慮がなされているとは言い難いのが実情である。開発に当たっての課題としては、次のようなものが考えられる。・北海道の自然環境と景観は、本道のリゾートの重要な存立基盤であると同時に、道民全体の貴重な財産であることから、環境の保全や景観形成への配慮に努めること。・環境保全や景観形成への配慮を具体的に担保し、乱開発を防止するために、適正かつ合理的な土地利用の推進に努めること。・リゾート客が安心して滞在でき、地域住民が安心して生活できるよう災害防止、防犯等の安全性の確保・リゾート形成が地域経済に活力を与え、地域活性化・それぞれの地域が、長期的な視点に立って個性あるに努めること。に大きく貢献するという観点から、地元企業の活用や、地元雇用の増大といった地域活性化との結び付きの強化に努めること。リゾートを形成していくとともに、利用者が、経済的にもサービス的にも満足を得られやすいような特色ある利用しやすいリゾートの形成に努めること。(北海道立図書館所蔵)第9章 金融・観光・サービス業【観光】940

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