進みたいというのが道の腹。回数を減らし、競輪とぶつからないよう日程を組もうと頭痛はち巻だ。宝くじ 政府発行宝くじの間にはさまつてささやかにやつているのが道の宝くじ。いままでの発行回数は二十回だが回を重ねるにつれ人気は落ち目で、この一月などはわずか四割の消化、百万円当選二本のうち一本が売れ残つたので、どうやら損をしないで済んだというのが実情だ。それでも二十七年度は当初の売行きが良かつたので四回で純益一千万円を挙げた。ことしもだいたい四回で五千万円を発行する予定だが、中間賞をふやしたり好評だつた旅行賞(昨年十一月)を取り入れるなど、愛される宝くじにしたいというのが道の念願である。第9章 金融・観光・サービス業【サービス業】 960
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