の職員、学識経験者、関係機関の職員、北海道教育委員会(以下「道教委」という。)の職員からなる調査研究運営会議(以下「運営会議」という。)を設置し、学習障害の判断及び実態把握体制等に関するモデル事業全体に係る企画・運営、実践研究及び巡回相談事業の成果及び課題等について検討を行う。また、運営会議は札幌市教育委員会の職員、学校等の職員、医師、道教委の職員等からなる専門家チームを設置する。専門家チーム学習障害についての判断を行うとともに、適切な指導内容、方法について検討し、協力校に対して助言をする。そのために、試案に基づいた実態把握の視点を明確にするとともに、実態把握や授業の記録用紙等の様式を検討する。巡回相談事業専門家チームの委員一名を巡回指導員とする。・学校名 巡回指導員は協力校を定期的に巡回し、専門家チームの意見等を基にして、協力校の教員に、学習障害児に対する指導内容・方法に関する指導・助言等を行うとともに、児童の様子や指導の状況について把握する。モデル地域・協力校道教委は札幌市をモデル地域に指定し、協力校に札幌市立八軒北小学校を指定する。札幌市教育委員会は、協力校と連携して専門家チームの運営をリードする。協力校は、児童生徒の実態を把握するために、校長、教頭、学級担任、その他必要と思われる者で構成する校内委員会を設け、校内の指導体制の整備、児童生徒の実態の把握、指導計画の作成、児童生徒への指導、記録と評価等を行う。また、協力校は専門家チームの意見を基にして、学習障害児の実態把握及び指導実践を行う。札幌市立八軒北小学校(校長 松浦 政敏)(3) 991 (2) (4) 第3節 後期中等教育の機会拡充と特別支援教育への転換
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