企業内学校の高体連出場日本製鋼所高等工業学校学校史編集委員会『鋼ぞわれら』一九八六年高体連に出場日鋼高工は各種学校であるため、高校で組織している「高体連」「高野連」に出場することができなかった。一方、有朋高校も、通信教育高校であるということで、全日制高校への参加が認められていなかった。これらのことから、有朋高校と技能連携を結んでいる日鋼高工・新日鐵高工、鉄道学園をはじめとする各学校が、道の高体連・高野連に陳情を重ね、また有朋高校校長の精力的な働きかけの結果、条件はつきながら高体連への出場が認められることになった。その条件は① 各地にある技能連携校が単独で出場してはいけない。有朋高校内で各種目ごとに校内予選を行い、その代表となった学校だけが、札幌地区の予選に② ③ 等であった。この結果、四五年から有朋高校としての高体連における活動がはじまった。参加すること。道内で優勝しても、全国への参加は認めない。各校は単独の名称を使用せず「有朋」という名称で出場すること。(室蘭市図書館所蔵)17 (3) 1088第2部 教育 第10章 職業教育・職業訓練・就職
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