編者注)〔(次頁〕の通りでありますが、学習活動とか向上とかに民を支柱として、公民館が存在しているのであって、公民館の傘下に一般町民がくくりつけられているのではありません。然し乍ら公民館の組織は、どこの公民館も同じではなく、またいつも同一のものでもありません。常に改編、改正が行はれ、町民の要望と、社会の進展に対応して行くべきものと考えます。公民館の事業公民館の事業は極めて広範囲に亘るることは上・下図全然関心を持たない人々をもその対象として考えなければなりません。現状に於ては公民館は二方面の活動が必要な訳けで、これらの人々の向上を促すためその生活と直接利害関係のはつきりしている問題を取り上げてこれを積極的に推進することがしば活を通し実践を通じて人々を自覚に導いたり、その生活文化を高めようというわけで、本町公民館に於ても、新〈中略〉あります。つまり生生活運動の面で実践を促し、その例が新聞紙上でも報導された通り、上築別中央婦人会・朝日農友クラブ等に現れてきているわけであります。本町公民館の事業概要を記しますと次の通りであります。・活動の目標1 2 3 ・施設の目標1 2 以上の通りでありますが、本館建物の収容力からして〱 定期講座に参加の人員も自然に僅少とならざるを得なくなりこれをカバーするための市街地の巡回活動の展開、昭和三十年度事業重点目標町村合併にともない郷土羽幌の経済及び政治の実態に対する認識を深め、郷土振興意欲の昂揚を図る。郷土の実態に応じた生活態度確立の意欲を啓発し、健康な生活文化の建設を図る。産業教育振興の体制確立。図書室の拡充公民館増改築1105第1節 戦後初期の公民館活動
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