決められた時間がくると各班の書記さんは次のような問題を出した第一班・理想的な人間関係を如何にして実現するか・時間的に余裕ある農業経営は如何にあるべきか・サラリーマンに劣等感を抱くのは何故か第二班・農家の家庭経済の研究・農村に於ける保存食の研究第三班・学級生の出席率を如何にして高めるか・学級生の発言の低下をどのようにするか・農休日をどのようにして設けるか第四班・嫁と姑の立場からどのようにしたら円満にいくか・農村の娘はどうして農業を嫌うか―好きになる法第五班取に入ったが、その中で「道は近くにあること」即ち問題は身近にあることが語られ、青年の問題の出し方が当を得たものであったことを認識し、問題の出し方に自信をもつと同時に発言力が高まることを確信したハ 青年学級との関係」で約十五分のテープていることをグループ別にまとめ発表した問題は「かくかくしかじかである」から不適当だとか、提案理由を聞きたいとか、グループ毎の意見の交換が行われた― 明である ・農家の台所改善について・どうして農家の嫁になるのを嫌うかこれらの問題が提出されてからテープコーダーの聴録音教材による授業第二回目 先ず青年団と青年学級の関係について、日頃、考え前回に比して、各班から出された問題に対し、このこれは発言力の向上が加速度的であった何よりの証各班からは次のような問題が出された第一班テープは「青年団と1112第2部 教育 第11章 社会教育
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