北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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・団はレクリェーション、学級は学習を主とする・学級がはじまってから団に力を入れなくなった・団は個人が、学級は教委が経費を負担する第二班・団も青年学級もやることは違っていても目的は同じである・団では人が少くて出来ないことも学級ではできる第三班・団は青年学級へ助成してやる・団員の教養を高め団を強化する・団は話し合いの場が狭いラジオによるも、録音教材による教育も本年度からはじめたもので、まだまだ幼稚な段階である我々は普通の学習でさえも問題の多い現在、この現      ――学校教育の場合もそうであるが、社会教育の場合も印実をみつめて如何なる聴覚教育が望ましいか、これからの課題として学習していきたい四 放送教育の位置刷物を媒体とした学習が行われている、そしてこの印刷物による学習は学習の中の大きな位置を占めているし、学習時間主学習の参考資料となっている又学習の方法をみても講義法か□□□□□級の学習とは印刷物の媒体と講義法が、正常な本来的なあり方だと考えられているのを〔     しかし、今日以後の社会教育に於いて我々はラジオやテープコーダー、更にはテレビなどの目と耳に直接訴える学習方法が益々重要なものになってきていることを認識すべきである。視聴覚的方法による学習が全体の五%位に過ぎない現在、当春日青年学級はこの方面に於いて非常に程度が低く、幼稚である実践第一年目であることも振わない原因の一つだが、年間二○○時間近い講義法(その他による)に学習が傾いているのもその理由である。経験が少く、授業時間の多い現在、今以上視聴覚的方法による学習時間の増加は困難である 授業時間の短い青年学級の授業後の自もし視聴覚的教育を盛んならしめるとした〕ある。1113第2節 地域青年活動・青年教育

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