北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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ら、現在の枠での学習時間の、ある部分に視聴覚的方法を食い込ますか、若しくはホームワーク以外に方法はないと考える1 ラジオによる方法は我々はラジオの特性対象の世界への接近が非常に容易であるところの聴覚的性格をもっていること 接働きかける ジオの聞き方と自己との関係調している。「ラジオの集い」という方法もしばしば述べられることの一つだが、このような方法で家庭に於いても社会生活を楽しく豊かにし、よりよくするための学習は義務教育を終ったものなら可能である 方法でホームワークを実行したとしたら民主々義の精神である〝自由〟は家庭に於いて培われていくと思う2 録音教材による方法は録音教材は時間的な制約を受けてラジオの放送を聴取①非常に簡便であること ③人間の感情や態度、性格に直④家庭で聞くのが本体である①番組の意義 ――    ―  ―②―②番組の意図 を説いてホームワークの必要性を強出来ない場合にテープに録音しておけば、好きな時間―都合のよい時―に聞くことが出来るという利点をもっている のであるが覚的教育の特質である、社会教育方法のマンネリズムの打破と青年の自主的活動への刺戟は吹き出しの兆しをみせはじめたと確信していると、ラ録音教材による学習も社会教育上重要な意味をもって③番組いるのであるその他、映画による学習も現実の再現である映画の特性を利用するなら、又スライドによる学習もその特性である静的な現象の再現ということを利用するなら、ラジこのようなオ、録音教材以上の成果も期待されるのである更には直接人間の視覚に訴えるテレビの効果的利用、実地見学も取り入れられねばならないと思う……さて視聴覚の必要なことはこれらの特性を考えると、十二分理解されるのであるが青年学級の学習に占め我々はこれまでに二回の録音授業を実施してきたテーマのとりあげ方もあったが―視聴3 その他による方法1114第2部 教育 第11章 社会教育

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