北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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農村の図書館活動一、図書館の活動と内容を全山の人々に知らせる機関誌が慾しい。一、希望として各会の機関誌の中の優秀な作品は望洋にのせて欲しい。館外個人貸出 個人貸出を始めて以来現在まで登録者四一七名。従業員の数からおして決して多いものではないが、而し日増に増えてきてゐる。此の貸出方法は最初実施した時図書館の事務能力の点で一カ月三回、一回一冊十日間と限つたが、四カ月を経た結論として冊数及期間を限ることは利用者に非常に不便であり、更にまた読書慾は月三冊を遙に上廻つてゐることを知つた。それで十一月よりは月五冊の範囲内で期限を設けず貸出を実施する予定。主婦えも貸出しそれに伴ひ「ヤマ」の一般家庭の主婦にも一定の手続により館外貸出を行うべく目下研究中。十一月より月五冊まで(北海道立図書館複製所蔵)ぼくたちの、ちようないに、とても小さなとしよかんがあります。まいしゆう、金よう日に、おねえさんたちが、カギをあけてくださるのです。たまたま、まちの、としよかん車が、オルゴールをならしながら本を、あたらしいのと、とりかいにきますぼくたち、うれしくて、かけてゆくのですおじさんたちも、ニコニコがをでまつていて、くれる      のです。としょかん置戸町豆図書館振興協議会『ミニミニ図書館のあゆみと現状』一九七三年(置戸町立図書館所蔵)小一 〔人 名〕 112511 第3節 図書館

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