農民大学①農民大学②第四回農民大学開設一月十七日から二月一日まで一五泊十六日間の予定で第四回士別市農民大学が開設される。趣旨は、〝農業をとりまく諸情勢とそれを理解するために必要な基礎知識を習得すると同時に、経営技術の研修を行い、自ら農業を確立することのできるよう素地を養うことをねらいとする。〟併せて合宿による共同生活を通じて社会生活に適応し且つ民主的社会規範を創造する人間となるための訓練の機会とする。士別市中央公民館『ひろがり』№四一九六四年一月○場所 ○申込 ○参加経費 ○携行品 過去三回の農民大学では、生活、記録、食事等自治組織をつくり毎日の学習、生活を自分等の手で運営している。学習の内容、生活の記録等をまとめ第一回生(はぐるま)第二回生(波紋)第三回生(雑草)と記録を立派にまとめている。今年はどんなのが出来るか、楽しみである。北町職業訓練所一月十日までに市農政課宛副食費二千円交通費、小遣若干 米七升、弁当一食分、寝具、洗面用具、筆記具、はし、着替、その他最小限度の生活用品士別市中央公民館『ひろがり』五号(市立士別図書館所蔵)一九六四年二月第四節 農村・農民の学習と教育112613 12 第2部 教育 第11章 社会教育
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