同年四月からこれを藤学園に委託して授業を開始しました。昭和三三年に校舎、寄宿舎が新築され、名称も「北海道立保育専門学院」と改称され、現在に至っております。創立以来、三七回、一、六八五名の卒業生を送り出しておりますが、幼稚園教諭免許状を併せて付与する他の養成校と異なり、その多くは保育所などの児童福祉施設に就職しており、道内の保育界において指導的役割を果している者も少なくありません。学年定員が各学生五○名と少数であり、従って、教科指導、生活指導ともに学生個々の掌握が比較的容易で、個別的なきめ細かい指導が行き渡ります。昭和五三年度からは、男子についても入学の門戸を開放し、これまで四名が卒業しております。3 施設概要建物校舎(鉄筋ブロック二階建、一部木造モルタル)二棟九七六・八九㎡寄宿舎(木造モルタル二階建、一部平屋)一棟五一七・一八㎡普通教室、特別教室など一三室のほか、図書室、クラブ室、講堂、グラウンドなどがあります。寄宿舎は定員四八名(女子のみ)です。て、在学期間中二年間で二五万円(実習の食費、旅費等は別途負担)程度必要です。などとして月額三五、○○○円~四○、○○○円程度必要です。5 主な設備4 経 入学金、授業料は無料です。教科書代、研修旅行費、保育実習費、教材費等とし寄宿舎を利用する場合は、食費、光熱水費、暖房費在学中の特典教習手当が支給されます。旅客運賃割引の取扱いが受けられます。6 卒業後の資格(4) (1) (2) (1) 1167(3) (3) (2) (1) 費(2) (2) 第2節 1970年代の保育課題への対策と1990年頃の公立縮小化
元のページ ../index.html#1183