で実施し移植期間中は市街から二名の方をお願いしました。自給野菜の確保五月、六月は葉菜類の端境期となり、購入すると、かなり高いものになりますし、特に緑黄色野菜が不足がちになり、献立の変化にとぼしくなるので、ハウス二棟、会館横に建て、緑黄色野菜を中心に七種類の栽培をしました。昨年は初年度でもあったので野菜が多すぎましたが、今年は計画的に栽培したいと思っております。尚、保存性の高い根菜類と漬物は、各自が持ちよりました。今年度の漬物は、会館に用意してあります。給食内容給食は、播種期間中は午前のオヤツと昼食を、移植期間中は午前のオヤツと昼食、夕食を調理しました。その内容は午前のオヤツはおにぎり、昼食は主食、副食、汁物、夕食は副食となっております。おにぎりは作業をしている所でとり、昼食は会館に集まって食べますが、いつも暖かいごはんとみそ汁が待っていてくれるので仕事にも張りが出ました。夕食は変り飯の時を除いては家族分の副食のみを家に持ち帰ります。献立は普及所で作成したものを使用しました。給食数私達の炊事施設は一応一〇〇食見当で作られておりますが、採算ベースを考えますと、炊事婦さん二名で六〇食が基準で給食数を確保しております。四九年度の一日平均食数は次のようになります。〈略〉他グループからは、街の食堂からとる弁当より、ごはんも多くおかずも豊富で腹もちがよいと大変喜ばれました。給食期間給食は最も作業が厳しく人数もいる、播種期と移植期の二回行いました。期間は播種期間は四月一八日から五月二日までの一五日間、移植期間は五月二第1部 社会・文化 第2章 農山漁村・炭鉱の生活【農山漁村の生活】 (4) (6) (5) (3) 116
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