北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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「みどり会」を結成。初年度は札幌市場へ出荷したが、品質や量の確保など問題が多く、新しい販路として昭和六〇年地域内に造成されたゴルフ場の駐車場に簡易な直売所を設置し、対面販売を開始した。2.活動の経過〇直売所(二ヵ所)〇加工品の販路漬け物直売所、温泉ホテルと年間契約三升潰直売所、農協店舗、温泉売店ジャム直売所、農協店舗、温泉売店、札幌取扱店その他イベントへの積極的参加と郵パックの実施〇会の運営販売システ厶農産物代金の二〇%を手数料として徴収し、この中から温泉直売所の使用料(二〇万円)と維持費、加工〈中略〉〈中略〉ゴルフ場、南幌温泉 ― ――― ―  場経費、販売・加工等の日当、機材・材料購入費等に当てる。〇平成六年度高収益農業促進緊急対策事業導入加工施設   調理機材一式 3.活動の結果〇加工品販売量(平成一一年)〈略〉〈中略〉役割 会長、会計、書記、仕入、加工それぞれが責任を分担一二坪(加工場、休憩室) 冷凍庫、湯沸かし器、調理台、ポリ樽ほか施設の有効利用を図るため、漬物のほか販売品の研究を始め、地場農産物を活用したブルーベリージャムとなんばんの三升漬を開発。年間売上は当初三〇万程度であったが、年々増加し一〇〇〇万円以上を確保。価格決定から決算、税金対応まですべて自分達で行い、全員が内容を把握し合意のもとで実施してい第3節 高度経済成長期後の農山漁村社会(2) (3) 129(1) 

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