農村と都市の交流を進める取組残り一年間で私たちの分収林への植樹作業が完了する予定です。6、今後の計画と問題点森作りは、息の長い取り組みであり、漁協をはじめ関係機関のご助力を得なければなりません。また、婦人部にとっては、わからない事の方が多いのも事実ですし、他人任せの大きかったことも反省点のひとつです。今後は、植樹活動と分収林育成に取り組む中で、自然とのふれあいや森林機能の学習に努めながら、子育てならぬ森育てのノウハウを少しずつ身につけていく計画です。明日のきれいな海を目指して、部員が一丸となり、厚岸湖周辺の環境改善のために森を育てる活動を推進すれば、百年かけて百年前の森を、次の世代に伝えて行けるものと確信しております。〈中略〉(北海道立図書館所蔵)1.目的近年、日高管内においては人口の減少と高年齢者層の比率の拡大、若年者の管外流出等のほかに、農業生産面においても、軽種馬の計画生産、農畜産物の価格低迷や輸入の自由化など地域社会に及ぼす影響が高く、特産品の開発や観光面等から付加価値を求めるための創意工夫が各地域において積極的に取り組まれている。特に管内は、地理的・気候的条件と日本一の軽種馬産 地という農業構造を有しており、これらの条件を、地域活性化に効果的に活用していくことが重要な課題となっている。ファーム・スティ導入推進会議、浦河町ファーム・スティ導入推進実行委員会『日高ファーム・スティ試行結果報告書』一九九〇年第6 ファーム・スティ実施関係資料1 ファーム・スティ導入推進会議設置要領19 133第3節 高度経済成長期後の農山漁村社会
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