次世界大戦後を主たる対象としており、厳しくも豊かな自然風土を基盤として営まれてきた北海道らしい社会生活や、その中で育まれてきた多様な文化、本道の発展を支える人づくりを担う教育に関する資料を幅広く掲載しています。本書の発刊に際し、貴重な資料の提供をはじめ、お力添えを賜りました関係諸機関など多くの皆序 様、また、精力的に資料収集などにご尽力いただいた北海道史編さん委員会社会・教育・文化部会の委員の皆様に、心から感謝申し上げます。 『北海道現代史』は、資料編2・3が刊行され、今後、政治・行政分野を対象とする資料編1のほか、通史編、先史時代以後の歴史について叙述する「概説」、「年表」を発刊することとしております。今回の編さんを契機に歴史資料が後世に伝えられ、本道の学術・文化の振興に寄与することを道では、ふるさと北海道を次の世代に引き継ぎ、郷土の歴史に対する理解と関心を深めていただくとともに、本道の歴史的な資料を道民共有の貴重な財産として後世に継承していくことなどを目的として、平成三〇（二〇一八）年から北海道史の編さんに着手しており、このたび、『北海道現代史 資料編3（社会・文化・教育）』を刊行いたします。本書は、昨年三月に刊行した『資料編2（産業・経済）』と同様、第二
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