北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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閉山後の居住条件・・・・・・・昭和五十八年十月以降の住宅・水道・電力等の取扱いについて昨年十月、夕張新炭鉱の閉山に伴い、福利厚生施設の宅    一、住  利用については、閉山解雇者で未就職者については本年四月末までは従来通りとすることを労使協定しました。其の後、種々の事情より都度労使協議し、九月末までは従来通りの取扱いを致しましたが、十月一日以降の取扱いについて夕張市・労職組・関係各社等で種々協議し左記の通りとすることに致しましたのでお知らせ致します。閉山後の住宅北炭夕張炭鉱株式会社「昭和五十八年十月以降の住宅・水道・電力等の取扱いについて」(北海道商工観光部石炭鉱政課「夕張新炭鉱離職者対策」一九八四年 所収)一九八三年一一月 (イ)      住宅の取扱い改良住宅十二月一日以降は公営住宅として市が管理します。従つて十月・十一月は暫定措置として北星産業KKに管理を委託し、十二月以降は市から引続き北星産業KKに委託される見込です。融資住宅(清陵町・宮前町・清栄町・沼の沢・新光町の厚年雇用住宅)十月一日以降財産権が確定する日まで北星産業KKが委託を受け管理します。一般住宅(前記の改良・融資住宅以外の住宅)十月一日以降財産権が確定する日まで北星産業KKが委託を受け管理します。住宅料改良住宅公営住宅に準じて設定されます。融資住宅一般住宅現在の社外徴収額に準じて設定します。尚来年四月以降は改訂する予定です。33 第1部 社会・文化 第2章 農山漁村・炭鉱の生活【炭鉱の生活】(2) (ハ) (ロ) (ハ) (ロ) (2) (1) (イ) 162

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