１ 建物疎開の戦後補償建物疎開ニ関スル事項昭和二十年度建物疎開事業ハ第一次事業トシテ札幌外二市三、五〇〇戸、第二次事業トシテ札幌外七市一町八、〇〇〇戸、第三次事業トシテ間引疎開一〇、〇〇〇戸ヲ計画実施シ終戦時迄ニ第一、第二次事業ヲ概ネ終了、第三次事業ハ一部施行ノマヽ中止シタリ。而シテ之ガ補償費総額約四千四百弐拾万円ノ内十一月二十四日附聯合軍司令部覚書（支払停止命令）ニヨリ未戦後処理北海道庁長官官房秘書課「長官事務引継書 和二十一年二月」一九四六年払ノモノ約八百参拾万円アリ右ハ一月三日附指令ヲ以テ一応解除セラレタルモ現在地方費財源涸渇シアリ政府特殊借入金証書（疎開事業費国庫補助トシテ交付セラレタルモノニシテ額面約二千七百万円）ヲ北海道拓殖銀行ニ譲渡シ資金受入ノ方途ヲ講シアルモ之ガ譲渡認可ノ見透不明ノ為支払開始ニ至ラズ。急速右認可ヲ受ケ補償金支払ヲ要スルモノトス。（北海道立文書館所蔵 Ａ七一 一七三六）第一節 占領下・復興期の都市〔土木部道路課〕第1部 社会・文化 第3章 都市化と都市の生活（1） 174 昭 -
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