北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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地域コミュニティ計画急行・特急を停車させていただくことにより、三〇分間隔が一〇分間隔になり極めて便利になるわけであります。なお、待合所の設置も是非必要であり併せてお願い致します。近代文明の恩けいによくして明るく住みよい住宅地の発展のためにはどうしても貴社の絶大なる御支援に待たなければならないのであります。何卒特段の御支援をお願い致します。そして一日も早く明るく住みよい住宅地にしていただきますよう、ここに千歳市長の副申書を添え北千歳自衛隊の請願書と共に連書をもつて請願する次第でございます。千歳市企画課「千歳市北栄地区コミユニテイ計画(案)」(同「コミュニティ 和47年度」所収)一九七三年(千歳市役所所蔵)3冊のうち2昭〈中略〉5 本市のコミユニテイ計画は、おおむね市街化区域内を小学校区と人口五、〇〇〇人~一〇、〇〇〇人の区域を一つのコミユニテイ単位として、市街地を一五のコミユニテイ区域として設定した。この一五コミユニテイは年次計画をもつて整備するが、その基本方針は、二期計画及び千歳市緑化計画(四八~五四年度の七カ年計画)の趣旨を十分に盛り込んだ〝緑のコミユニテイ都市をめざして〟整備するものとする。7 この地区は、市街地に隣接した高台で、国鉄千歳線と国道三六号線の間にある面積七〇ヘクタールの地域である。地区には、一、五〇二世帯約五、一〇〇名が居住し、産業別人口では、第三次が八二・五%、第二次一七%、第一次〇・五%と第三次人口の比率が極めて高く、居住者の職業が多様化しているのが特徴である。千歳市コミユニテイ計画北栄地区の概要11       第1部 社会・文化 第3章 都市化と都市の生活192

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