北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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便・「大都市で就職・独立させたい」とするものの割合は、地元で独立させたいという地元意識の強いものは五一%である。9.自由に住宅をえらぶことが出来ると仮定して質問したところ「団地(高層アパート)」への希望はわずか二%で、「一戸建の家」への希望(九四%)が圧倒的に多く、また、地域については「市の郊外」を希望するものが大半で(七三%)、「市の中心部」(一七%)、「田舎」(三%)というものは少い。たゞ、商工業・自由業の自営者は「市の中心部」を希望するものが二九%である。(環境衛生と公害)音・悪臭・飲料水汚染のいずれかの被害をうけている」ものは五八%であり、札幌市では、三軒中二軒(六七%)に及んでいる。五:一であり、自ら大都市に住みたいと思わず子供も騒音(二三%)、③ばい煙(一五%)の順であり、札幌市以外では三位が悪臭である。ゴミ処理についての不満は、回収利用者の三割、自家処理者の二割にみられる。側溝利用(一四%)が約八割で地下浸透などで処理しているものが二割近くあり、下水道利用者以外では五~六割のものが下水設備を作つてほしいと訴えている。取り利用世帯(九一%)の一割が、「集めに来る回数が少ない」ことを訴えている。では六〇%)であり、五%のものは、ごみ・汚水・し尿のすべてについて不満をもつている。(道路・交通)不満を感じている世帯は五七%(札幌以外の市11.公害の内容では、①粉じん・ほこり(二八%)、②10.現在自宅において「ばい煙・粉じん・ほこり・騒16.一〇種の公共施設について要望を聞いた結果、「道15.ごみ・汚水・し尿処理についてそのいずれかに不14.し尿処理については、比較的不満は少ないが、汲み第1部 社会・文化 第3章 都市化と都市の生活13.汚水処理については、下水道利用(六七%)、道路12.ゴミ処理を自家で行なうものは、一二%であるが、196

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